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エリアの特色

富士山ロングトレイルは、富士山を中心とした東西南北の4つのエリアから構成されるロングトレイルです。富士山の眺めを始め、富士山の歴史や文化、自生する植物も各エリアにより異なるため、様々な角度から富士山の魅力を感じることが出来ます。各エリアの中でご提案するモデルコースは、1年を通して登山の初心者から上級者まで楽しめるコース内容です。富士山ロングトレイルを歩いて、富士山をもっと深く、もっと広くお楽しみ下さい。

Area 1

忍野・山中湖エリア EAST

シーズンを問わず、表情豊かな富士山の姿と、抜群のロケーションを眺望できる東側エリア

富士山の東側に位置し、鹿留山・杓子山・石割山・高座山・三国山など、コース上に14のピークを有し、表情豊かな富士山の姿を眺望出来るエリアです。

夏期の登山シーズンには山小屋の灯りや登山者のライトが放つ幻想的な光の列を、1月から2月にかけては冬の風物詩である「ダイヤモンド富士」をご覧頂けます。そのほかにも、悪天候を知らせる吊るし雲(レンズ雲)と富士山の見事なコラボレーションや、朝日に染まる美しい「赤富士」や「紅富士」など、タイミングを合わせてでも見たいロケーションが盛りだくさんです。1年を通してお楽しみ頂ける、富士山ロングトレイルならではの景観をご堪能下さい。


モデルコース




Area 2

愛鷹・富士南麓エリア SOUTH

コース上で唯一の火山・希少な固有種の植物・有名写真家ゆかりの地を有する南側エリア

富士山の南側は、ロングトレイルコース上で唯一の火山である愛鷹山塊を有するエリアとなっており、その歴史は富士山より古く、約40万年前に噴火を始めたと言われている第四期の成層火山です。
日本二百名山である愛鷹山からは、富士山の最大噴火口「宝永火口」を正面に据えたダイナミックな展望が広がり、火山としての富士山が持つ迫力を感じて頂けます。5月頃には固有種である貴重な「アシタカツツジ」が見られるほか、美しい駿河湾の眺望もまた格別。最高峰である越前岳1,504m付近から見る富士山の大パノラマは、五十銭札の題材となった、生涯を富士山に捧げた写真家・岡田紅陽氏の写真が撮影された場所として知られています。


モデルコース




Area 3

天子山地エリア WEST

富士山ロングトレイルの最高峰が高々とそびえ立つ、歴史的背景が垣間見える西側エリア

富士山の西側に位置する天子山地は、いわれは不明ですが、国土地理院地図では「天守山地」と表されており、戦国時代以降の城を思わせるような歴史ロマンを感じる山域です。
成り立ちについては諸説あり、プレート運動の影響や衝突による隆起などに起因すると推定されています。最高峰である毛無山1,946mは、ロングトレイルコース上の最高峰でもあり、富士山の大崩落地「大沢崩れ」を真正面から眺望出来る迫力満点のエリアです。
また、毛無山付近は戦国時代に武田信玄の鉱山として盛んに金の採掘が行なわれていたとのことで、随所にその痕跡をご覧頂けます。


モデルコース




Area 4

御坂・三ツ峠エリア NORTH

富士山と湖の絶景を望むなら、最大のピーク地点数と総距離を誇る北側エリア

富士山の北西に位置する御坂山地と北側に位置する三ツ峠エリアは、本栖湖の中之倉峠から下吉田まで総距離35km以上に及ぶロングコースとなっており、4つのエリアの中では最も多い23のピークを有しています。稜線上には、富士山はもちろんのこと、八ヶ岳や南アルプス、北アルプスなどを見られるポイントが盛りだくさんです。稜線の眼下には富士五湖のうち4つの湖(本栖湖・精進湖・西湖・河口湖)があり、富士山ロングトレイルの醍醐味である富士山と湖の絶景をご覧頂けるほか、広大な青木ヶ原樹海や寄生火山群も一望出来ることが魅力。富士山の裾野が美しく見えることで有名な三ツ峠エリアでは、豊かな山野草や、甲斐の国への旧道や峠など、歴史的な側面もお楽しみください。


モデルコース






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